Morohaにイライラする理由とは?説教臭さや共感性羞恥の正体を徹底解剖
Morohaにイライラする理由とは?説教臭さや共感性羞恥の正体を徹底解剖に関する基本知識をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
MOROHAを取り巻くネガティブな言説の中には、「ライブハウスの雰囲気が怖くて近寄りがたい」という噂があります。これについて実際のライブ現場やツアー取材の記録を検証すると、暴力的・威圧的といった意味での「怖さ」とは全く異なる実態が浮かび上がってきます。
実際のMOROHAの単独ライブにおいて、フロアで怒号が飛び交ったりモッシュが起きたりすることは一切ありません。むしろ現場を支配しているのは、「水を打ったような完全な静寂」と「張り詰めた緊迫感」です。アフロがマイクを握り、UKがギターの弦に指を触れた瞬間、観客の誰一人として私語を交わさず、身じろぎすら躊躇われる空気になります。息を吸う音すら会場内に響き渡るようなヒリついた環境であるため、「生半可な気持ちで入ると圧倒されて怖い」という評判が独り歩きしたのが真相です。
そして、アフロの過激な語り口ばかりに注目が集まる陰で、見落とされがちなのがギタリスト・UKの圧倒的な演奏力です。ドラムもベースもシーケンサーも存在しないステージで、UKはクラシックギターやフラメンコギターの手法を取り入れた高度なフィンガーピッキング、ボディを叩いてリズムを刻むパーカッシブな奏法を一人で同時にこなします。音響関係者やプロのスタジオミュージシャンからも「リズムキープの正確さとダイナミクスの付け方は国内屈指」と称賛されており、このUKの緻密かつ凶暴なギターワークが存在するからこそ、アフロの剥き出しの言葉が単なる怒号に終わらず、音楽としての強度を保ち続けています。