階段の書き方でパースが崩れる原因とは?プロが教える消失点とアタリ術
階段の書き方でパースが崩れる原因とは?プロが教える消失点とアタリ術について詳しく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
Q1:階段の手すりや壁はどのタイミングで描くのが正解ですか?
A1:必ず「階段のステップのアタリが完成した後」に配置してください。手すりの傾斜角はスロープの傾斜線と完全に平行になります。つまり、スロープの傾斜消失点(天測点・地測点)と同じ消失点に向かって引くことで、階段の段差と手すりの高さ関係が一定に保たれ、自然で安定した手すりを簡単に描くことができます。
Q2:パース定規を使っても段差の高さがバラバラに見えてしまうのはなぜですか?
A2:奥に向かうにつれて生じる「遠近法による圧縮(パースペクティブ短縮)」を計算せず、均等な間隔で高さを刻んでいることが主な原因です。直方体の側面に対角線を引き、幾何学的に等分割する手順を踏むことで、奥に行くほど間隔が狭まる自然な圧縮比率が自動的に再現されます。
Q3:キャラクターの足が階段のステップにうまく接地せず浮いて見えます。解決策はありますか?
A3:階段を描き始める前に、まず「キャラクターの足の裏」をスロープの傾斜面上に仮想的に立たせてみてください。その足の裏の位置を基準にして踏み面(水平面)を水平消失点に向けて伸ばし、そこから蹴上げの高さを割り出すことで、キャラクターの重心と階段のステップが完全に一致し、接地感の狂いを防ぐことができます。