発掘作業員は本当にきつい?日給相場・仕事内容と求人実態をプロが解説
発掘作業員は本当にきつい?日給相場・仕事内容と求人実態をプロが解説とはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。
Q1:道具や作業着は自分で買い揃える必要がありますか?
A1:スコップ、移植ゴテ、一輪車、ヘルメット、刷毛などの発掘資材は現場(調査事務所)から無償貸与されるのが通例です。ただし、作業着(長袖・長ズボン)、安全靴(または長靴・地下足袋)、作業用手袋(ラバー付き軍手など)、防寒具・熱中症対策グッズは各自で用意する必要があります。
Q2:雨の日は完全に休みになりますか?給料はどうなりますか?
A2:日雇い・短期アルバイト契約の場合、屋外発掘作業が雨天中止になると原則として「勤務なし(無給)」となります。ただし、自治体直雇用や長期契約社員の場合、プレハブ詰所や収蔵庫内での「出土遺物の水洗い・注記(番号書き)・接合・選別」といった室内整理作業に切り替えて日給が満額支給される現場もあります。面接時に「雨天時の対応と給与補償の有無」を必ず確認してください。
Q3:発掘作業員から正社員(調査員)への登用はありますか?
A3:作業員から学術調査員への直接登用は、大学等で考古学の専門課程を修めていない限り極めて稀です。ただし、民間発掘調査会社において、現場管理や重機オペレーター(バックホウ運転免許保持者)、測量技術を身につけることで、調査補助の常用スタッフとして正社員登用される道は存在します。
Q4:女性でも体力的に問題なく続けられますか?
A4:全く問題ありません。全国の発掘現場では3〜4割程度、現場によっては半数近くを女性作業員が占めています。重い土砂の運搬などは男性作業員が担当し、遺物の検出や細かな土層の削り出し、水洗い作業などを女性作業員が中心となって分担する現場配慮が一般的になされています。