なぜ加勢大周は『稲村ジェーン』に抜擢?桑田佳祐が選んだ理由と衝撃の現在
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『稲村ジェーン』で脚光を浴びた加勢大周は、織田裕二、吉田栄作とともに「トレンディ御三家」(平成御三家)と呼ばれ、ドラマ『キモチいい恋したい!』『ADブギ』『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』など数々のヒット作に出演しました。しかし、その華々しいキャリアの裏で、前代未聞の権利トラブルが勃発します。
1993年、加勢大周が所属事務所からの独立を表明した際、事務所側が「加勢大周」という芸名の使用権を主張して裁判へと発展。さらに事務所側は、公募で選んだ新人タレント(坂本一生)に「新加勢大周」と名乗らせて芸能界デビューさせるという奇策に出ました。
裁判の結果、加勢大周本人の芸名使用継続が認められ、新加勢大周はわずか20日足らずで「坂本一生」へと改名することになりました。この騒動は、昭和から平成にかけての日本の芸能マネジメントにおける「タレントの人格権」と「事務所のプロデュース権」の境界線を巡る重大な司法判断の契機となりました。
その後、台湾ドラマや日本のサスペンスドラマで息の長い活動を続けていた加勢でしたが、2008年10月に覚醒剤取締法違反等の容疑で逮捕。初公判において本人が「芸能界から身を引き、罪を償いたい」と明確に意思表示し、そのまま芸能界を引退しました。