25歳の平均月収と手取りの実態!大卒高卒の格差と貯金額のリアル
25歳の平均月収と手取りの実態!大卒高卒の格差と貯金額のリアルの見逃せないポイントを一挙に解説しました。
厚生労働省が公表している「厚生労働省賃金構造基本統計調査」の最新動向を分析すると、25歳前後の基本月収(きまって支給する現金給与額)は、男女合算の全国平均で約24万5,000円〜25万8,000円の範囲を推移しています。しかし、この数値を目の当たりにした若手社員から頻繁に上がるのが「そんなにもらっていない」「自分の明細とかけ離れている」という当惑の声です。
この違和感の正体は、額面給与から差し引かれる控除額の大きさにあります。会社員として働く場合、給与からは健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料といった社会保険料に加え、所得税、そして社会人2年目の6月から課税が始まる住民税が天引きされます。25歳前後の給与水準における社会保険料・税金の合計負担率は概ね20%前後に達するため、25歳手取り額の実勢値は約19万2,000円〜20万5,000円にとどまるのが標準的な構造です。
大手人材サービスの手記調査やコミュニティサイトに寄せられた若手社員の生の声を見ても、入社2年目以降に住民税の徴収が本格化し、「昇給したはずなのに手取りが新卒1年目より減ってしまった」という衝撃を経験したという告白は枚挙にいとまがありません。手取り20万円前後という数字は、贅沢をしなければ自活できる水準ではあるものの、将来に向けた十分な蓄えを築くには家計の徹底した引き締めが求められる、極めてシビアな境界線といえます。