西岡恭蔵「プカプカ」誕生秘話と歌詞の意味|安田南が遺した伝説
西岡恭蔵「プカプカ」誕生秘話と歌詞の意味|安田南が遺した伝説に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。
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「プカプカ」は最初から現在のようなタイトルで世に出たわけではありませんでした。原曲のタイトルは「みなみの不満」、あるいは「赤いあんよ」などと呼ばれていたことが知られています。
ある日、安田南が漏らした日常の愚痴や不満、奔放なつぶやきを耳にした西岡恭蔵が、彼女をからかい、喜ばせようと即興的にメロディを付けたのが制作のきっかけでした。愚痴や不平すらも小粋なステップに変えてしまう恭蔵のソングライティングセンスは、仲間たちの間で瞬く間に評判となります。
この楽曲をいち早く世に知らしめたのが、大阪・難波にあった伝説の喫茶店「ディラン」に集う仲間たちで結成された大塚まさじと永井洋によるフォークデュオ、ザ・ディランIIでした。1972年にURCレコードからリリースされた彼らのシングル「プカプカ」は口コミで大ヒットを記録。その後、西岡恭蔵自身もソロ名義のファーストアルバム『ディランにて』(1972年)でセルフカバーし、彼の生涯を代表する決定的な名曲となりました。