季語「竹の秋」はなぜ春なのか?竹の春との違いや驚きの由来・名句を解説
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俳句の歳時記において、「竹の秋」は晩春(旧暦3月/新暦の4月下旬から5月5日の立夏前まで)に分類されます。ジャンルとしては主に「植物」に属しますが、季節の移ろいそのものを象徴する「時候」として扱われる場合も少なくありません。
「竹の秋」が用いられる晩春の時期には、春の終わりと初夏の気配を告げる情緒豊かな季語が数多く並びます。
【代表的な晩春の季語一覧】
・時候:暮春(ぼしゅん)、行く春、春惜しむ、夏隣(なつどなり)、八十八夜
・植物:竹の秋、藤の花、躑躅(つつじ)、八重桜、若楓、筍(たけのこ)
・動物:蛙(かわず)、囀り(さえずり)、燕(つばくろ)、春の鳥
・生活・行事:潮干狩、苗代、茶摘み、端午
周囲が初夏に向けて勢いを増すなかで、「竹の秋」は春の終わり特有の静けさや切なさを表現する季語として重宝されています。