ハンチングとは?エンジン回転数が上下する原因と放置の危険をプロが解剖
ハンチングとは?エンジン回転数が上下する原因と放置の危険をプロが解剖の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
Q1:ハンチングが出ている状態のまま、遠出や高速道路を運転しても大丈夫ですか?
A1:絶対におすすめできません。高速走行中はアクセルを踏んでいるため目立ちませんが、料金所やパーキングエリアへの進入減速時、一般道へ降りた直後の信号待ちなどで急激にエンストを起こすリスクが極めて高くなります。また、前述の通りブレーキ倍力装置の負圧が不足してペダルが急に効かなくなる危険性があるため、発覚した時点で速やかに最寄りの整備工場へ直行してください。
Q2:バイクでアイドリング中に勝手に回転数が上がるのは二次エアの証拠ですか?
A2:二次エアが極めて有力な容疑者です。エンジンが温まった後、信号待ちなどで回転数が2,000〜3,000rpm付近まで勝手に上がり、しばらく落ちてこない症状は、インシュレーターの亀裂から空気を吸い込んで混合気が薄くなっている典型例です。キャブレターやFIのパーツクリーナーを用いた簡易リークテスト(接続部に吹きかけて回転が変わるか確認する手法)等で確認できますが、引火の危険が伴うため知識がない場合は二輪専門店へ依頼してください。
Q3:スロットルボディの清掃費用は、なぜ業者によって金額差が大きいのですか?
A3:作業範囲の深さが異なるためです。スロットルボディを車体から完全に取り外さず、吸気ダクトを外して外側から専用ウエスで拭き取る「簡易清掃」であれば5,000円〜8,000円程度で済みます。一方、インテークマニホールドから本体を完全に脱着し、裏側までカーボンを徹底除去した上でパッキン類を新品交換し、スキャンツールで電子学習を完了させる「脱着フルオーバーホール」の場合は、工賃と部品代を含めて15,000円〜25,000円前後となります。車の年式や走行距離に応じた適切な作業プランを担当整備士と相談してください。