「ご教示」と「ご教授」の違いとは?恥をかかない使い分けとメール例文
「ご教示」と「ご教授」の違いとは?恥をかかない使い分けとメール例文とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
日常のビジネスシーンにおいて頻出する両者ですが、漢字が持つ本来の語源に注目すると、ご教示とご教授の違いは明快に理解できます。
「教示(きょうじ)」は「教え示す」と書く通り、知識や方法、手順、スケジュールなどを知らせてほしい時に使います。業務上の連絡事項や書類の書き方、日程の確認など、比較的短時間で伝達可能な事柄が対象となります。
一方、「教授(きょうじゅ)」は「授ける」という文字が含まれており、専門知識や学問の指導、芸道、特殊なスキルなどを長期的・体系的に教えてもらう行為を指します。大学の教授職という言葉があるように、専門性の高い知見を授かる場面で用いるのがご教授の意味と使い方の根本的なルールです。
したがって、業務メールで「納期の確認」や「書類の送付先」を尋ねる際に「ご教授ください」と書くのは明らかな誤用であり、大げさな印象を与えてしまいます。日々のビジネスメールの使い分けとしては、「情報提供を求めるならご教示」「師事して教えを乞うならご教授」と整理するのが確実です。