岡田有希子の名曲が色褪せない理由|竹内まりや・坂本龍一が紡いだ奇跡
岡田有希子の名曲が色褪せない理由|竹内まりや・坂本龍一が紡いだ奇跡に関する注目トピックを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。
シングル曲のヒットにとどまらず、岡田有希子はオリジナルアルバムにおいても極めて高い評価を獲得しています。中でも後期の2作は、日本のポップスアルバム史に名を残す名盤です。
1985年9月にリリースされた3rdアルバム『十月の人魚』は、全編を松本隆が作詞プロデュースしたコンセプトアルバムです。作曲陣には小田裕一郎、高橋ひろ(高橋裕)、財津和夫らが参加。萩田光雄の壮大な編曲とともに、少女が大人になる刹那の美しさと孤独を描き切りました。タイトル曲「十月の人魚」や「水色プリンセス」に漂う文学的な香りは、アイドルアルバムの枠組みを完全に超越しています。
そして1986年3月、生前最後のオリジナルアルバムとなった4th『ヴィーナス誕生』では、松本隆の全面プロデュースに加え、坂本龍一、EPO、大貫妙子、矢野顕子ら先鋭的なミュージシャンが集結。「くちびるNetwork」をはじめ、「WONDER TRIP」「眠れぬ夜のAQUARIUS」など、アンビエントやシンセウェイヴの要素をいち早く取り入れた前衛的かつ洗練されたサウンドスケープを構築しました。