小数を分数に直す方法は3ステップで完璧!苦手克服の裏ワザと早見表
簡単にわかる! 小数を分数に直す方法は3ステップで完璧!苦手克服の裏ワザと早見表の活用法をステップバイステップで解説します。
中学数学に入ると、途中で割り切れる「有限小数」だけでなく、同じ数字の並びが無限に繰り返される「循環小数」が登場します。この循環小数は分母を10や100にすることができないため、別のアプローチが必要です。
循環小数を分数に直す際の鉄則は、「方程式を使って小数の無限ループ部分を引き算で消去する」という代数的な解法です。
【パターン1:循環する数字が1桁の場合(例:$0.333...$)】
1. 求めたい循環小数を $x$ と置く。
$x = 0.333...$ (①式)
2. 循環の周期が1桁なので、両辺を10倍する。
$10x = 3.333...$ (②式)
3. ②式から①式を引き算する。
$10x - x = 3.333... - 0.333...$
$9x = 3$
4. 方程式を解いて約分する。
$x = 3/9 = \mathbf{1/3}$
【パターン2:循環する数字が2桁以上の場合(例:$0.121212...$)】
循環節(繰り返される数字のカタマリ)が「12」の2桁であるため、今度は100倍して小数の並びをぴったり揃えます。
1. $x = 0.121212...$ (①式)
2. 両辺を100倍する。
$100x = 12.121212...$ (②式)
3. ②式から①式を引く。
$99x = 12$
4. $x = 12/99 = \mathbf{4/33}$
【循環小数の変換裏ワザ】
実は純粋な循環小数の場合、「分子に繰り返す数字」「分母にその桁数分の9」を置くだけで一瞬で変換できます。例えば「$0.777...$」なら循環が1桁なので $7/9$、「$0.454545...$」なら循環が2桁なので $45/99 = 5/11$ となります。仕組みを論理的に理解した上でこの規則性を活用すれば、高校数学の「数学I・数と式」分野でも絶大な威力を発揮します。