実在する「迷路みたいな家」の衝撃真相!住んで後悔した3つの理由とは

実在する「迷路みたいな家」の衝撃真相!住んで後悔した3つの理由とはの注目されている理由をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。

「なぜわざわざ迷路のような複雑な構造にするのか」という疑問に対し、歴史的建造物と現代建築の双方からアプローチすると、明確な2つの意図が浮かび上がります。

歴史的な実例として代表的なのが、石川県金沢市に現存する日蓮宗寺院・妙立寺(通称:忍者寺)です。江戸幕府からの襲撃や密偵を防ぐ目的で1643年に建立された同寺は、外観は2階建てに見えながら内部は4階建て7層構造、23部屋と29箇所の階段が複雑に入り組んでいます。落とし穴になる賽銭箱や隠し階段、本堂へ通じる抜け道など、防衛機能を極限まで高めた結果として「実在するからくり屋敷」が完成しました。

一方、現代建築における金字塔として世界的に知られるのが、東京都三鷹市に建つ「三鷹天命反転住宅 イン・メモリー・オブ・ヘレン・ケラー」(2005年竣工、美術家・建築家の荒川修作とマドリン・ギンズによる設計)です。球体や立方体を組み合わせた極彩色の空間は、床がすり鉢状に傾斜し、コンセントが天井付近に配置されるなど、日常の無意識な身体感覚を揺さぶる「死なないための家」として設計されました。平穏な住み心地をあえて排し、身体の緊張と発見を促す哲学的な実験住宅として今なお国内外の研究者や見学者を惹きつけています。

現代の都市住宅においては、地価高騰と敷地面積の狭小化に伴い、限られた土地を立体的に広く見せる手法としてスキップフロアや複雑な回遊プランが採用されるケースが増加しています。視線の抜けや空間の有効活用を追求した結果、意図せず迷路のような多層構造が生まれる現場の背景があります。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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