エヴァLclの正体とは?血の匂いと呼吸できる衝撃の真相

エヴァLclの正体とは?血の匂いと呼吸できる衝撃の真相について押さえておきたい 事実を厳選して解説いたします。

LCLが持つ最も恐ろしく、かつ哲学的な側面が顕わになるのが、旧劇場版『Air/まごころを、君に』で描かれたサードインパクトの瞬間です。碇ゲンドウやゼーレが推進した「人類補完計画」が発動した際、世界中の人間は次々と自らの肉体を保てなくなり、オレンジ色の液体となって崩壊していきました。

なぜ人間はLCLになってしまうのか。その答えは、生命の成り立ちに隠されています。生物学用語における「原質スープ(生命の原始スープ)」とは、原始地球の海で有機物が濃縮され、最初の生命が誕生したとされる液体のことですが、エヴァンゲリオンの世界における原質スープこそがLCLです。

地球上のあらゆる人類(第18使徒リリン)は、太古の昔に第2使徒リリスから零れ落ちたLCLから誕生しました。人間が個体としての肉体を維持できているのは、自らの魂が発する「A.T.フィールド(絶対恐怖領域)」によって、身体という境界線を物理的に繋ぎ止めているからです。劇中においてA.T.フィールドとは「誰もが持っている心の壁、自分と他者を隔てる自我の境界」と定義されています。

サードインパクトによって強大なアンチA.T.フィールドが地球全土に展開された時、人間は他者との境界を強制的に失いました。心の壁を解かれた肉体は形を保てず、元の姿である「生命の原初たるLCL」へと回帰していったのです。他者との摩擦や孤独に苦しむ個体を解体し、全人類の魂をひとつの巨大なLCLの海の中で融合させようとしたのが、人類補完計画の正体でした。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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