百花繚乱の習字で劇的変化!プロが教える3つのコツと楷書・行書手本
百花繚乱の習字で劇的変化!プロが教える3つのコツと楷書・行書手本の最新情報を解説します。専門的な知識が満載です。
Q1:中学生の冬休み課題で「百花繚乱」が出ました。行書で書いた方が評価は高いですか?
A1:無理に行書を選ぶ必要はありません。審査員が最も嫌うのは「形だけ崩した我流の行書」です。基礎がしっかり入った端正な楷書は、粗雑な行書よりもはるかに高く評価されます。行書の運筆に自信がない場合は、筆力のある堂々とした楷書で勝負するのが確実です。
Q2:「繚」の文字がどうしても真っ黒に潰れてしまいます。効果的な練習法は?
A2:穂先の「先3分の1」だけを使う意識を持ちましょう。筆全体を紙に押し付けるのではなく、筆を直立させて穂先を立てて細い線を引きます。また、水書板や新聞紙を使って、墨をつけずに「繚」の旁(翏)だけを10回連続で薄く細く書くトレーニングが極めて効果的です。
Q3:書き初め用紙で名前(小筆)を書くスペースはどこに取るべきですか?
A3:左側の余白、「花」の下部から「繚」「乱」の横にかけてのスペースに配置します。名前の文字が「百花繚乱」の本文に近すぎると窮屈に見え、外に寄りすぎると作品から浮いてしまいます。落款(学年・氏名)までが作品の一部であるため、本文の墨の濃さと調和させながら、引き締まった細字で書き上げてください。
Q4:「乱」の最後の曲がり払いがうまくハネられず、線がかすれてしまいます。
A4:曲がり角で筆の軸を回してしまうのが主な原因です。曲がる直前で一度筆をしっかり止め、穂先の方向を整えてから右へ滑らせ、ハネの直前でもう一度ぐっと筆圧を込めて沈み込ませてから真上に押し出すように跳ねると、太く力強い線が完成します。