壁掛けテレビのふかし壁で後悔?失敗しない寸法と費用相場の真相

壁掛けテレビのふかし壁で後悔?失敗しない寸法と費用相場の真相について知っておくべき 注意点を厳選して解説いたします。

マンションにおける壁掛けテレビの設置では、ふかし壁工法が非常に有効な解決策となります。マンションの戸境壁(隣戸との境の壁)や外壁面は「共用部分」にあたるコンクリート躯体であるため、規約上、直接アンカーボルトを打ち込んだり穴を開けたりすることは禁止されています。

そこで、コンクリート壁の手前に50〜100mm程度の「自立したふかし壁」を新設することで、躯体を傷つけずに壁掛けテレビと完全隠蔽配線を実現できます。ただし、管理規約による事前申請が必要なほか、梁や既存の給気口位置との干渉に注意を払う必要があります。

一方、近年SNS等で話題の「ふかし壁DIY後付け方法」については注意が必要です。2×4材と突っ張りアジャスターを用いた簡易ふかし壁は賃貸住宅でも手軽に作れる利点があるものの、75インチ以上の大型テレビ(本体重量30kg超+金具重量)を設置する場合、地震時の転倒モーメントや長期的な天井への突っ張り圧の緩みが構造リスクとなります。また、壁内に既存コンセントから電源ケーブルを延長して這わせる行為は、電気工事士法に抵触する恐れやトラッキング火災の原因となるため、露出配線モールを併用するか専門業者へ配線工事を依頼するのが安全です。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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