ねるとん紅鯨団の伝説と現在|恋バナ革命の裏側と真相を徹底解剖
今注目を集めている ねるとん紅鯨団の伝説と現在|恋バナ革命の裏側と真相を徹底解剖について、多角的な視点をご紹介しています。
『ねるとん紅鯨団』がスタートした1987年当時、男女の出会いといえば堅苦しい伝統的な「お見合い」か、大学生を中心とした閉鎖的な「合コン(合同コンパ)」が主流でした。そこに風穴を開けたのが、見ず知らずの一般男女が週末に集まり、集団で恋人探しを行うオープンスタイルの番組設計です。
番組タイトルの由来は、集英社の漫画雑誌『週刊ヤングジャンプ』に連載されていた北方謙三のハードボイルド小説『望郷篇 眠りなき夜の詩』の主人公グループ「紅鯨団」と、とんねるずの深夜ラジオ番組等で使われていた隠語や企画名が融合したものです。この番組名から派生した「ねるとんパーティー」という呼称は、一般企業やイベント会社が主催する大規模な恋活・婚活イベントの代名詞として瞬く間に定着しました。
番組最大のハイライトである告白タイムにおいて、男性が女性へ想いを告げようとした瞬間にライバルが割って入る「ちょっと待ったコール」は、事前の綿密な台本によるものではなく、現場のリアルな緊張感ととんねるずの即興のアドリブ対応が生み出した産物でした。石橋貴明による「タカさんチェック」や、フラれた際のお決まりのリアクション「あばよ!」など、視聴者が翌日の学校や職場で即座に真似できるキラーフレーズが毎週のように量産され、単なるテレビ番組を超えた「若者の行動規範」として機能していったのです。