リンゼイ事件の真相と市橋達也の現在|961日逃亡と服役の全記録
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事件の発端は2007年3月20日、東京都内の駅構内で市橋達也がリンゼイ・アン・ホーカーさんに「英語を教えてほしい」と声をかけたことでした。当時22歳だったリンゼイさんは、豊かな自然や日本文化に深い関心を抱き、2006年10月に来日して大手英会話学校の講師として勤務していました。周囲から「責任感が強く、明るく誠実な人柄」と評されていた彼女は、市橋の執拗な依頼を受け、後日喫茶店でレッスンを行う約束を交わします。
同年3月25日午前、2人は喫茶店で合流。その後、市橋は「レッスンの謝礼金を自宅に忘れた」と告げて言葉巧みにリンゼイさんを千葉県市川市行徳駅前の自宅マンションへ誘い込みました。室内に入った直後、市橋は暴行に及び、リンゼイさんを拘束・殺害するという凶行に及びました。
翌3月26日夜、リンゼイさんの同居人から出された捜索願を受けて千葉県警行徳警察署の捜査員4名がマンションを訪問。捜査員が声をかけた瞬間、市橋は非常階段を駆け下り、靴も履かずに裸足のまま包囲網を突破して逃走しました。部屋のベランダには、砂と発酵油かすで埋められた浴槽が置かれ、その中から無残な姿となったリンゼイさんの遺体が発見されたのです。