松嶋菜々子の若い頃とモデル時代|美貌の原点と90年代の軌跡
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世間一般には「最初から華々しい主役街道を歩んできた」と思われがちな松嶋菜々子ですが、そのブレイク前夜には、現在の清純・エレガントなイメージからは想像もつかない泥臭い現場経験がありました。
モデル活動と並行して女優へのステップアップを模索していた彼女は、1992年にドラマ『社長になった若大将』でドラマ初出演を果たしたものの、すぐに大きな役が付いたわけではありませんでした。知名度を大きく引き上げる契機となったのは、なんとフジテレビ系の怪物バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげです』のレギュラー出演でした。
番組内の名物パロディコント「近未来警察072」などにおいて、彼女はとんねるずの強烈なアドリブや無茶振りに体当たりで挑戦。当時を振り返る番組プロデューサーや関係者の証言によると、「どんなに過酷なオチや汚れ役に近い演出であっても、彼女は決して嫌な顔をせず、真剣に笑いの間(ま)を掴もうとしていた」と伝えられています。
モデル特有の「綺麗に見せる」というプライドを捨て、生放送感覚のバラエティで鍛え上げられた度胸と瞬発力。この経験こそが、後の女優人生で求められる「感情を剥き出しにする演技」や「コメディエンヌとしての引き出し」の強固な土台となったのです。