企業価値とは?時価総額との違いと3大算定法・向上戦略を徹底解説

企業価値とは?時価総額との違いと3大算定法・向上戦略を徹底解説についての真相を徹底解説します。

Q1:企業価値と時価総額の最も簡単な見分け方は何ですか?
A1:時価総額は「株主にとっての会社の値段(株主価値)」であり、企業価値はそこに銀行借入などの借金を加えた「会社全体の総合的な経済価値(EV)」です。家を購入する例に例えると、頭金として支払う自己資金部分が時価総額、住宅ローンを含めた物件の総支払額が企業価値に相当します。

Q2:M&Aの実務でEBITDAを使った倍率(EV/EBITDA)が好まれるのはなぜですか?
A2:減価償却方法(定額法や定率法)の違いや、各国の法人税率、借入金の金利水準といった会計的・地域的なノイズを排除し、本業の現金創出力だけで企業をフラットに国際比較できるからです。また、「投資元本を何年分の本業キャッシュで回収できるか」という直感的な投資判断が下せる点も支持されています。

Q3:非上場のスタートアップや中小企業の企業価値はどうやって算出するのですか?
A3:上場企業のように市場株価が存在しないため、業績が安定している中小企業では「時価純資産+営業権(実質営業利益の2〜5年分)」を合算する年買法や類似業種比準方式が多用されます。一方、赤字先行でも急成長を目指すスタートアップの場合は、将来の事業計画をベースにしたDCF法や、類似上場企業の売上高倍率(PSR)などをベースに投資家との交渉で決定されます。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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