ミシン不要!ズボン裾上げを手縫いで簡単に美しく仕上げるプロ直伝技

ミシン不要!ズボン裾上げを手縫いで簡単に美しく仕上げるプロ直伝技を詳しくリサーチ! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。

「手縫いでズボンを丈詰めすると、表側に縫い糸が点々と見えてみっともない仕上がりになるのでは」と敬遠する人は多いはずです。しかし、洋服のお直し工房や高級紳士服の仕立て現場で行われている「まつり縫い」の原理を正しく理解すれば、表地には針目がまったく出ません。

表に縫い目が出ない縫い方の核心は、「表地の織り糸をわずか1本から2本だけすくう」という技術にあります。裏側に折り返した裾の折り山から針を出し、表側の生地に対して直角に近い角度で針先をわずかに当て、繊維の隙間をかすめるようにして針を通します。このとき、布の表側まで針を深く貫通させないことが最大の秘訣です。

プロがスラックスやスーツの裾上げで常用するのが「流しまつり縫い」と呼ばれる手法です。一般的なまつり縫いよりも針目を斜めに流すように進めるため、布地に適度な遊びが生まれ、歩行時に足首周りが引っ張られても糸が引きつれません。縫い進める間隔は1.5cm〜2.0cm幅を目安にし、糸を強く引き絞らず「ふんわりと生地に沿わせる」テンションを保つことで、既製品のルイスミシン(まつり縫い専用ミシン)で仕上げたかのような自然な揺れ感が完成します。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest