『マギ』練紅覇の壮絶な過去と狂気|魔装と従者の真実を徹底解明
『マギ』練紅覇の壮絶な過去と狂気|魔装と従者の真実を徹底解明の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。
練紅覇という人物の根底を理解する上で避けて通れないのが、彼の過酷すぎる幼少期の境遇です。煌帝国の皇族でありながら、紅覇は決して恵まれた温かな環境で育ったわけではありませんでした。
紅覇の実母は、後宮の激しい権力闘争や重圧に耐えかねて重度の精神錯乱(狂気)に陥ってしまいました。狂気に呑まれた母親は、幼い紅覇に対して刃物を振り回すなど日常的に虐待や危険に晒す状態となり、周囲の廷臣や他の皇族たちからも「狂った妃の子」「出来損ないの皇子」として忌み嫌われ、完全な孤立を余儀なくされていたのです。
血塗られた幼少期において、紅覇の心を救い上げた唯一の存在が、異母兄である第一皇子・練紅炎(れん こうえん)でした。紅炎は周囲が腫れ物のように扱う紅覇を決して見捨てることなく、一人の人間として、そして守るべき弟として迎え入れました。公式ガイドブック『マギ キャラクター名鑑 アル・ライラ・ワ・ライラ』や作中の回想でも描かれている通り、紅炎に頭を撫でられ居場所を与えられた経験こそが、紅覇の人生における最大の原体験となります。紅覇が紅炎を「紅炎兄ぇ(こうえんにぃ)」と呼び、全幅の信頼と絶対的な忠誠を捧げる理由は、この暗闇から引き上げられた絶対的な恩義にあります。