英語の「いいですね」はGoodで通じない?ネイティブの使い分けとNg例
英語の「いいですね」はGoodで通じない?ネイティブの使い分けとNg例について徹底解説いたします。専門家の見解をお届けします。
英語学習サイトやネットの知恵袋等で頻繁に見かける誤解の一つに、「It's good」と「Sounds good」を同義の相槌として紹介しているケースがあります。しかし、この二つには情報源に対する認知の違いという明確な境界線が存在します。
「It is good」は、話し手がすでに直接体験した既成事実に対して用いるのが基本です。たとえば、目の前の料理を食べて「It's good!(これ、美味しいね)」と言ったり、納品された完成デザインを見て「It's good.(良い出来栄えだ)」と判定したりする場面です。これを相手の「今度の週末、映画に行かない?」という提案に対して「It's good」と返してしまうと、文法的には通じても「何がすでに良いのか?」と相手に違和感を与えてしまいます。
一方の「That sounds good」は、まだ実現していない未来の提案や、人から聞いた話に対して使います。「映画に行かない?」と聞かれた時点では映画の良し悪しは未体験であるため、「あなたの提案(話)を聞く限り、良さそうですね」という意味で「sounds」を使うのが論理的に正しいアプローチです。この認知の違いを理解しておくだけで、不自然な英語の相槌を劇的に減らすことができます。