口を開けて寝る原因と危険性|朝の喉の痛みや病気のサインを徹底解説

口を開けて寝る原因と危険性|朝の喉の痛みや病気のサインを徹底解説にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

ドラッグストアやECモールで人気を博している「口呼吸改善テープ」や快眠マウステープ。SNSや大手知恵袋などのコミュニティを調査すると、「朝起きた時の喉の痛みが完全に消えた」「手放せない神アイテム」と絶賛する声がある一方、「息苦しくて夜中に無意識に剥ぎ取っていた」「恐怖で目が覚めた」という切実なトラブル報告が多数寄せられています。

なぜ評価がここまで真っ二つに分かれるのでしょうか。睡眠医療クリニックで多数の患者の終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)を担当する臨床検査技師への取材で、その真相が浮き彫りになりました。

「テープを貼って快適に眠れるのは、『鼻腔の通気性が十分に保たれており、単なる口輪筋の緩みや習慣で口が開いていた人』に限られます。アレルギーや鼻中隔彎曲によって昼間から鼻呼吸が半分塞がっている人が物理的に口を密閉すると、入眠後の筋弛緩に伴って体内が深刻な低酸素状態(SpO2の低下)に陥ります。脳が危機を察知して激しい交感神経興奮を起こすため、悪夢を見たり、無意識にテープを爪で剥がしてしまったりするのです」

現在市販されている快眠マウステープは、皮膚への刺激が少ない医療用シリコーン粘着剤を採用したものや、万が一の鼻閉時にも最小限の呼吸を確保できる微小な通気孔を設けた製品が主流となっています。しかし、「貼れば誰でも万事解決する魔法のシート」という過信は極めて危険です。テープはあくまで鼻呼吸が可能な状態における「閉口の補助線」に過ぎず、鼻に構造的疾患を抱えた状態での乱用は睡眠の分断を加速させる要因になり得ます。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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