着雪とは?積雪との違いや停電・事故を招くメカニズムと決定打を徹底解説

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インフラのLED化による弊害は、一般のマイカーを運転するドライバーの眼前でも命に関わる危機として現出しています。近年、寒冷地を走行するドライバーの間で急速に認知が高まっているのが、車のヘッドライト着雪防止の難しさです。

自動車アセスメントやロードサービス各社の実走検証データによると、従来のハロゲンランプでは走行中もレンズ表面が約50℃〜60℃に達していたため、着雪しても熱で自然融解していました。一方、現在の新型車で標準装備となっているLEDヘッドライトは、素子の背面側には熱がこもるものの、前面の樹脂レンズ表面温度は外気温とほぼ同等の氷点下近くに保たれます。その結果、吹雪の高速道路や幹線道路を走行中、舞い上がった湿潤雪が冷えたレンズ表面に次々と吸着し、わずか15分〜30分の走行で光量が80%〜90%以上遮断される現象が確認されています。

「ハイビームにしても前方が真っ暗になり、路肩に車を停めて手作業で氷雪を掻き落とさざるを得なかった」というドライバーの証言は、豪雪地帯のSNSや知恵袋でも冬場ごとに無数に投稿されています。現在では、寒冷地仕様車としてヘッドライトクリーナー(高圧洗浄ウォッシャー)や、レンズ表面に微細な熱線を埋め込んだ後付けヒーターフィルム、融雪パッチなどが開発されていますが、全車への普及には程遠く、多くの一般ドライバーが無防備なまま危険な夜間走行を強いられているのが実態です。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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