合唱定番『翼をください』誕生秘話!赤い鳥からエヴァまで愛される理由
合唱定番『翼をください』誕生秘話!赤い鳥からエヴァまで愛される理由の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。
「翼をください」が産声を上げたのは1970年のことでした。当時、圧倒的な歌唱力と洗練されたハーモニーで注目を集めていた5人組フォークグループ「赤い鳥」(山本潤子、後藤悦治郎、平山泰代、山本俊彦、大川茂)が、三重県で開催されたプロ音楽祭「合歓ポピュラーフェスティバル'70」に出場するにあたり、急遽用意された楽曲でした。
作詞を手掛けたのは山上路夫、作曲はアルファレコードの創業者としても名高い村井邦彦です。両名は当時、数々のヒット曲を世に送り出していた黄金コンビでしたが、コンテストの締め切りが迫る中、村井氏の自宅ピアノの前でわずか数時間のうちにメロディと歌詞の原型を書き上げたと伝えられています。
その後、1971年4月にリリースされたシングル『竹田の子守唄』のB面(カップリング曲)として収録され、同名アルバム『竹田の子守唄』にも収められました。シングル盤の主役ではなかったこの曲が、のちに音楽史に燦然と輝くスタンダードナンバーへと成長していったのです。