鼻血が止まらない原因は病気?何分で危険か救急の受診目安と正しい止め方
鼻血が止まらない原因は病気?何分で危険か救急の受診目安と正しい止め方について見逃せない ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。
家庭での圧迫止血でコントロールできない鼻出血に対して、耳鼻咽喉科ではどのような治療が行われるのでしょうか。専門医による主な処置方法は大きく分けて3つあります。
- 電気凝固術(バイポーラ焼灼術):内視鏡を用いて出血点(主にキーゼルバッハ部位や粘膜の露出血管)を特定し、局所麻酔下で高周波や電気メスを用いて血管を焼き固める確実性の高い治療法です。
- 鼻パッキング(ガーゼ・スポンジ挿入):止血剤を浸した特殊なガーゼや、血液を吸収して膨らむ止血用スポンジ(ベロプラスやガーゼなど)を鼻腔深部にきつく詰め込み、物理的に圧迫します。数日間留置した後に抜去します。
- 血管塞栓術・動脈結紮術:鼻の奥深い動脈からの大出血でパッキングでも止まらない重症例に対しては、カテーテルで出血元の血管を詰める塞栓術や、手術室での動脈結紮(縛る手術)が選択されます。
クリニックで数分の処置を受けるだけで劇的に止血できるケースが多いため、無理に自宅で耐え続けず、早めに耳鼻咽喉科のドアを叩くことが賢明な判断です。