肩甲骨とは上半身の要!凝り・痛みから劇的リセット法まで徹底解明
肩甲骨とは上半身の要!凝り・痛みから劇的リセット法まで徹底解明の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。
肩甲骨(けんこうこつ、英名:shoulder blade、羅名:scapula)は、胸郭の背面に左右一対で配置されている三角形の大型扁平骨です。古くは日本語で「かいがらぼね」「かいがね」とも呼ばれ、背中から肋骨を覆うように位置しています。一般的な骨が関節を介して強固に組み合わさっているのに対し、肩甲骨が他の骨と直結しているのは前面の鎖骨との接合部(肩鎖関節)のみという特異な構造を持ちます。
整形外科や鍼灸接骨院の臨床データによると、肩甲骨は解剖学的に「胸郭(肋骨の籠)の上に筋肉の力だけで浮いている骨」と定義されます。この宙に浮いたような構造を安定させ、かつ自在に動かすために、肩甲骨周囲の筋肉(僧帽筋・菱形筋、肩甲挙筋、前鋸筋、腱板筋群など)実に17種類以上もの筋肉が全方位から吊り橋のように支え合っています。
腕を上げる、引く、回すといった日常動作は、肩関節(肩甲上腕関節)単独で行われているわけではありません。肩甲骨が上方回旋や下方回旋、内転・外転といった立体的な動きを連動させることで、初めて腕は180度真上まで滑らかに上がります。この連動性を専門用語で「肩甲上腕リズム」と呼び、肩甲骨のポジションが数ミリ狂うだけでも、肩関節や首にかかる負荷は数倍に跳ね上がります。