烏龍茶の常飲は本当にヤバイ?毎日飲むリスクと胃痛や結石の真相
烏龍茶の常飲は本当にヤバイ?毎日飲むリスクと胃痛や結石の真相についての疑問解決ガイドを徹底解説します。
日常の水分を烏龍茶に切り替えたことで、立ちくらみや慢性的な倦怠感に悩まされるケースが後を絶ちません。その根底にあるのが、渋み成分であるタンニン(カテキン重合体)によるミネラル吸収阻害です。
私たちが食事から摂取する鉄分のうち、野菜や海藻、大豆製品、穀類などに含まれるのは「非ヘム鉄」と呼ばれます。非ヘム鉄はただでさえ体内に吸収されにくい性質を持っていますが、烏龍茶に含まれるタンニンと胃内で接触すると、水に溶けない不溶性の「タンニン酸鉄」へと化学変化します。こうして結合した鉄分は小腸で吸収されることなく、そのまま便として体外へ排出されてしまいます。
特に月経による定期的な失血がある女性や、胎児への血液供給で鉄分需要が跳ね上がる妊婦にとって、この吸収阻害は深刻です。食事中や食後すぐに濃い烏龍茶をガブ飲みする習慣が数ヶ月続くと、体内の貯蔵鉄(フェリチン)が枯渇し、貧血検査で数値異常として現れることになります。「ダイエットのために野菜中心のヘルシーな食事にし、烏龍茶を飲みまくる」という行動様式は、皮肉にも最悪の鉄欠乏スパイラルを自ら招き寄せる引き金になります。