出汁をとった後の昆布は宝の山!栄養の真相とプロ直伝リメイク術完全版
出汁をとった後の昆布は宝の山!栄養の真相とプロ直伝リメイク術完全版の重要ポイントをご紹介します。役立つ情報がチェックできます。
ストックした昆布が一定量たまったら、旨味を最大限に引き出すリメイク料理に挑戦しましょう。調味料の対比さえ覚えておけば、失敗知らずで常備菜が完成します。
定番にして至高!ご飯が進む「出汁をとった後の昆布の佃煮」
誰もが真っ先に思い浮かべる佃煮ですが、市販品のように柔らかく、照りよく仕上げるには「煮込みの順番」が命運を分けます。
角切り(1.5cm四方)にした出汁がら昆布約150gに対し、鍋に水100ml、酒50ml、醤油大さじ3、みりん大さじ2、砂糖大さじ2、そして隠し味として穀物酢小さじ1を加えます。酢に含まれる酸が昆布のペクチンを分解し、短時間で驚くほど柔らかく煮上がります。落とし蓋をして弱火で煮汁がほぼなくなるまでじっくり煮詰め、仕上げに白いりごまを振れば、市販の高級佃煮を凌駕する深い味わいに仕上がります。
箸休めに最適な「出汁をとった後の昆布の酢漬け」と「塩昆布」
こってりした味付けを避けたいなら、さっぱりとした酢漬けが重宝します。細切りにした昆布を密閉容器に入れ、千切り生姜、輪切り唐辛子とともに、すし酢(または酢・砂糖・塩を合わせた調味酢)に一晩漬け込むだけです。昆布のとろみが酢と絡み合い、胃もたれを防ぐ極上の箸休めが完成します。
また、自家製ならではの風味を楽しめるのが出汁をとった後の昆布で作る塩昆布です。細切り昆布を醤油、みりん、酒で水分が完全に飛ぶまで乾煎りし、仕上げに少量の塩と粉末昆布茶を絡めます。天板に広げてオーブンの予熱等で軽く乾燥させれば、化学調味料に頼らない無添加の塩昆布として、おにぎりや炒め物に幅広く活用できます。
香ばしさがたまらない「出汁がら昆布のふりかけ」
刻んだ昆布をさらに細かくみじん切り、またはフードプロセッサーで粗みじんに粉砕し、フライパンでごま油を熱して炒めます。水分が抜けてパラパラしてきたら、ちりめんじゃこ、鰹節、白ごまを投入。醤油とみりんを鍋肌から回し入れ、香ばしい焦げ目がつくまで炒り上げれば、滋味あふれる出汁がら昆布のふりかけが完成します。噛むほどに旨味が滲み出し、子どもから大人まで奪い合いになるほどの人気メニューになります。
根菜がごちそうに変わる「出汁がら昆布の煮物」
大根や乱切りレンコン、鶏肉を煮るときに、結び昆布にした出汁がらを投入してください。通常の煮物では昆布を戻す手間がかかりますが、出汁がらならそのまま鍋に放り込むだけで、根菜に自身の旨味を吸わせつつ、具材そのものとしても美味しくいただけます。トロトロに煮崩れた昆布の食感は、メインの具材を凌ぐ存在感を放ちます。