記憶力がいい人は生まれつき?驚きの脳習慣と誰でも真似できる記憶術
記憶力がいい人は生まれつき?驚きの脳習慣と誰でも真似できる記憶術とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。
詳細を見る
記憶を司る中心機関といえば、大脳辺縁系に位置する「海馬」です。目や耳から入ってきた情報はまず海馬に集められ、そこで「長期記憶として大脳皮質に残すべきか」「不要な情報として忘却すべきか」の選別が行われます。この海馬を刺激する鍵となるのが、一時的な作業スペースである「ワーキングメモリ」の適切な活用です。
ワーキングメモリの容量には誰しも限界があり、一度に保持できる情報の塊は3〜4個程度とされています。記憶力が高い人は、複数の情報をひとまとめにする「チャンキング」という手法を自然に使いこなしています。たとえば「0・9・0・1・2・3・4・5・6・7・8」という11個の数字を、3つのブロックに区切って覚えるような処理です。
ワーキングメモリを鍛え、海馬を活性化させるトレーニングとして効果的なのが、以下の習慣です。
・日常の「逆算思考」:1日の終わりに「今日のランチ」「午前中の打ち合わせ順序」「朝起きてからの行動」を逆再生するように思い出す。
・マルチタスクの徹底排除:一度に複数の作業をこなそうとするとワーキングメモリが飽和し、海馬への定着が阻害されます。単一の作業に深く集中する「シングルタスク」を徹底することが、結果的に記憶の定着率を最大化します。