過呼吸のしびれ対処法と紙袋が危険な理由|正しい治し方
今注目を集めている 過呼吸のしびれ対処法と紙袋が危険な理由|正しい治し方について、主要な情報を分かりやすく掲載しています。
過呼吸(過換気症候群)の発作が起きると、なぜ呼吸器だけでなく手足や顔面に強いしびれが生じるのでしょうか。その背景には、血液中のガスバランスの急激な変化があります。
激しい換気によって息を吸いすぎ・吐きすぎると、体内に必要な二酸化炭素(CO2)が過剰に排出されます。二酸化炭素が減少すると血液のpHが急激にアルカリ性へと傾き、この状態を過呼吸 呼吸性アルカローシス メカニズムと呼びます。血液がアルカリ性に傾くと、末梢血管が収縮して血流が低下するだけでなく、血中の遊離カルシウムイオンが減少します。
カルシウムイオンの低下は神経や筋肉の興奮性を異常に高めるため、指先や唇の周りにピリピリとしたしびれが生じます。さらに症状が進むと、筋肉が意図せず収縮・硬直する「助産師の手(手首が曲がり指がすぼまる形)」と呼ばれる痙攣発作が出現します。これがテタニー症状 痙攣 仕組みの実態です。恐ろしい見た目や感覚を伴いますが、二酸化炭素濃度が正常に戻れば後遺症を残さずに自然と回復します。