退職金なしは違法か?急増する企業の裏側と老後破産を防ぐ決定打

退職金なしは違法か?急増する企業の裏側と老後破産を防ぐ決定打について押さえておきたい 理由を分かりやすく解説いたします。

かつて金融庁の報告書が警鐘を鳴らした「老後2000万円問題」は、退職金が約2,000万円支給されることを前提に設計された試算でした。つまり、退職金なしの労働者にとっての不足額は「2,000万円」ではなく、実質「3,000万〜4,000万円規模」に膨らみかねないという厳しい冷徹な事実を直視しなければなりません。 会社というシェルターが存在しない以上、個人が今すぐ着手すべき具体的な資産形成戦略は確立されています。

1. iDeCo(個人型確定拠出年金)で退職所得控除を「自前」で作る

退職金制度のない企業に勤める会社員は、iDeCoの月額拠出限度額が最大2.3万円(年27.6万円)まで認められています。掛金が全額所得控除になるため、毎年の住民税・所得税を圧縮しながら老後資金を積み立てられます。さらに受取時には、会社の退職金と同様に強力な「退職所得控除」を適用できるため、使わない手はありません。

2. 新NISA(成長投資枠・つみたて投資枠)の最大活用

年間360万円、生涯非課税保有限度額1,800万円の枠を最短で埋める意識が求められます。世界経済の成長に連動する全世界株式(オルカン)や全米株式インデックスファンドを愚直に積み立てることで、20〜30年の複利運用により、大手企業の退職金相場(2,000万円)を個人の運用益だけで自前調達することは十分に現実的なシミュレーションとなります。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest