なぜ生焼けに?手羽元からあげが絶対ジューシーになるプロの揚げ時間を徹底解説
なぜ生焼けに?手羽元からあげが絶対ジューシーになるプロの揚げ時間を徹底解説とは一体何なのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。
家庭で手羽元を揚げる際、「たっぷりの油を使った二度揚げ」と「少量の油で手軽にできるフライパン調理」のどちらを選ぶべきか悩むケースは少なくありません。そこで、編集部では両者の調理データ、中心温度の推移、食感の持続性を同一条件で測定・検証しました。
現場での実証結果から導き出されたカリカリに仕上がる二度揚げのコツは、「一度揚げた後の3分間の余熱タイム」にあります。低温(160℃)で肉の表面が薄っすら色づく程度まで揚げたら、網バットに引き上げます。このとき肉の内部では、外側から中心の骨に向かってじわじわと熱が移動する伝導現象が起きています。油から上げた状態で休ませることで、肉汁を沸騰させずに中心温度を安全域の75℃付近まで自然上昇させられるのです。
仕上げの二度揚げは、油の温度を一気に200℃の高温に引き上げ、わずか1分間だけ泳がせるように揚げます。一度目の揚げで衣の表面に浮き出た余分な水分と油を強火で蒸発させるため、油切れが劇的に良くなり、時間が経ってもヘニャつかない硬質なカリカリ感が完成します。