側頭部を押すと痛い原因とは?危険な病気の見極め方と受診の目安

側頭部を押すと痛い原因とは?危険な病気の見極め方と受診の目安の具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

一口に「側頭部を押すと痛い」と言っても、痛みの性質、押した部位の手応え、好発年齢などは原因疾患によって大きく異なります。医療機関を受診する前のセルフチェックシートとして、臨床データに基づき比較整理しました。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価緊張型頭痛(側頭筋のコリ)頭痛患者の約70%を占める最多病態。20〜50代のデスクワーカーに多発。重だるい鈍痛。両側性が多く、夕方以降に悪化する傾向。危険度は低。温熱療法やストレッチで改善可能だが慢性化に注意。後頭神経痛(放散痛)頸椎のゆがみやストレートネックが起因。押すと耳の後ろから側頭部へ放散。一瞬走る電撃痛・ピリピリ感。数秒から数分の鋭い痛みが反復。危険度は中。安静で自然軽快することもあるが、強い痛みは神経ブロック等の適応。顎関節症(咬筋・側頭筋痛)成人女性の約10〜15%に好発。就寝時の歯ぎしり・無意識の食いしばりが原因。食事中のこめかみ痛、口を開けたときの「コキッ」という関節音。危険度は中。放置すると咬合不全や頸部痛へ波及するため歯科・口腔外科へ。側頭動脈炎(巨細胞性動脈炎)50歳以上に好発(好発年齢70歳代、女性比率約3倍)。難病指定疾患。浅側頭動脈の硬化・圧痛、咀嚼時の側頭部痛、微熱、視力低下。危険度は最高(超緊急)。未治療の場合、約15〜20%が失明に至る恐れあり。帯状疱疹の初期症状加齢や過労・免疫低下で三叉神経節のウイルスが再活性化。発疹が出る2〜3日前からピリピリ・チクチクした灼熱感と圧痛。危険度は高。発疹出現から72時間以内の抗ウイルス薬投与が必須。
橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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