白バスとは?違法理由と緑ナンバーとの違い・事故リスクを徹底解説

白バスとは?違法理由と緑ナンバーとの違い・事故リスクを徹底解説の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

街で見かけるバスのナンバープレートには「緑色」と「白色」が存在します。正規の観光バスや高速バスが掲げる緑ナンバー(緑地に白文字)は、厳しい審査をクリアして「一般貸切旅客自動車運送事業」の許可を得た事業者の証です。一方、白バス(白地に緑文字、あるいはレンタカーの「わ」「れ」ナンバー)は、本来自家用として使うべき車両を無届で商業運行に流用しています。

両者の安全基準と運行管理体制には、埋めようのない隔絶した格差が存在します。その違いを客観的データから整理したのが以下の比較表です。

項目違法な「白バス」の実情正規の「緑ナンバー貸切バス」基準編集部の見解・評価営業許可の有無無許可(道路運送法違反)国土交通大臣の事業許可を取得公的審査を経た安全性担保の有無を分ける絶対的境界。運転手の資格要件第一種運転免許のみが大半(適性検査なし)第二種運転免許必須+定期健康診断・適性診断乗客の命を預かる専門訓練と技能確認が完全に欠落。点呼・運行管理皆無(自己申告、アルコール未検査が横行)有資格の運行管理者による対面点呼・検知器測定義務過労運転や飲酒運転を水際で遮断する防波堤が存在しない。車両の保守整備一般車検のみ(3ヶ月定期点検は未実施多数)3ヶ月点検の厳格実施+整備管理者の選任義務ブレーキ油圧やタイヤ摩耗の放置による重大故障リスク大。任意保険の補償体制保険金不支給リスク(免責条項に抵触)対人無制限・搭乗者賠償の営業用保険加入が義務被害に遭った乗客への金銭的補償が完全に破綻する恐れ。

2016年に発生した軽井沢スキーバス転落事故以降、国土交通省は貸切バス営業許可基準を大幅に刷新しました。運行指示書の携行、ドラレコによる常時記録、運行管理者による睡眠・健康状態の把握、下限運賃規制の遵守など、正規事業者は莫大な投資と人員を投じて安全水準を維持しています。白バス事業者はこれらすべてのコストを意図的に踏み倒すことで、不当に安い価格を提示しているにすぎません。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest