無性に氷が食べたくなる原因とは?貧血や氷食症のサインと受診目安
無性に氷が食べたくなる原因とは?貧血や氷食症のサインと受診目安について見逃せない ポイントを厳選して解説いたします。
無性に氷が食べたくなる原因とは?貧血や氷食症のサインと受診目安について知っておくべき 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
職場の定期健康診断で「貧血の指摘を受けなかったから大丈夫」と過信するのは早計です。一般的な健診項目に含まれる「血色素量(ヘモグロビン値)」だけでは、体内の鉄不足を早期に捉えることは困難だからです。
身体の鉄分は、財布に入っている現金のような「血清鉄」と、銀行口座の貯金に相当する「貯蔵鉄(フェリチン)」に分かれます。鉄不足が進行する際、まず貯金であるフェリチンから枯渇していき、最後の最後にヘモグロビン値が低下します。つまり、ヘモグロビンが正常値であってもフェリチンが極限まで減少している「潜在性鉄欠乏症(かくれ貧血)」の段階で、すでに激しい氷食症を発症する患者が数多く報告されています。
検査項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価ヘモグロビン(Hb)男性: 13.0g/dL未満
女性: 12.0g/dL未満で貧血成人男性: 13.5~17.5
成人女性: 11.5~15.0一般的な健診で測定可能。ただしこれが低下している時点ですでに重度。血清フェリチン(貯蔵鉄)12ng/mL未満で鉄欠乏確定
(理想は50ng/mL以上)男性: 20~280ng/mL
女性: 5~157ng/mL氷食症の核心指標。一般的な健診には含まれず、自費や内科での個別指定が必要。血清鉄(Fe)40μg/dL以下で著しい低下男性: 54~200μg/dL
女性: 48~170μg/dL日内変動が大きく、食事や直前の体調に左右されやすいため単独評価は危険。総鉄結合能(TIBC)360μg/dL以上に上昇男女共: 250~380μg/dL鉄を運ぶトランスフェリンの空き状況。数値が高いほど身体が鉄を強く求めている証拠。