ごまさんスカイタワーライブカメラ最新|積雪凍結と規制完全版
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冬の高野龍神スカイラインにおいて、毎年のように事故が起きる背景にはドライバーの心理的盲点が存在します。災害心理学で指摘される「正常性バイアス(Normalcy Bias)」が、ハンドルを握る人間の認知を狂わせるのです。
大阪や和歌山市街地を出発する際、空は快晴で気温が12度前後あれば、人間は無意識に「目的地も少し寒いくらいだろう」と楽観視してしまいます。しかし、標高が100メートル上がるごとに気温は約0.6度低下します。海抜ゼロメートル地帯と標高1,300メートルのごまさんスカイタワーでは、単純計算で約8度前後の気温落差が発生し、さらに山頂特有の強風による体感温度の低下が加わります。ふもとが小雨であれば、山頂は視界ゼロの猛吹雪であるのが山岳道路の常識です。
ネット上の口コミで頻見される「4WDだからスタッドレスを履いていればチェーンは不要」という言説も極めて危険な誤解です。四輪駆動機構は発進時のトラクションを稼ぐ装置に過ぎず、制動時(ブレーキを踏んだ際)の制動距離は二輪駆動車とほぼ同等か、車重が重いぶん長くなる傾向があります。一度下り坂でブラックアイスバーンに乗ってしまえば、いかなる電子制御も慣性の法則には勝てません。万全を期すなら、スタッドレスタイヤ装着車であっても金属チェーンまたは高品質な布製タイヤカバーをトランクに常備しておくことが鉄則です。