歩きすぎで足の裏が痛い!かかとの激痛の正体と即効セルフケア法
歩きすぎで足の裏が痛い!かかとの激痛の正体と即効セルフケア法の要点や背景を丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。
足裏の痛みに直面した際、多くの人が良かれと思って行っている対処法の中に、症状を著しく悪化させる罠が潜んでいます。
最も危険なのが、「痛む足裏のツボをほぐそうと、ゴルフボールや硬い青竹を踏んでグリグリと強く揉みほぐす行為」です。足底腱膜炎の本態は、腱膜の付着部や線維に微小な傷が生じ、炎症を起こしている状態です。傷口の上から硬い物体で強烈な圧迫や摩擦を加える行為は、傷口を直接叩いて押し広げているのと変わりません。組織の線維化を促進し、かかとの骨に骨棘(こつきょく:骨がトゲのように突き出す変化)を形成するリスクを跳ね上げます。
もう一つの盲点は、足の裏の痛みに対する湿布の効果と「冷感・温感」の選択ミスです。歩行直後やズキズキと脈打つような熱感を伴う急性期に、血行促進を狙って温湿布を貼ったり長風呂で温めたりすると、局所の炎症反応が活性化し、翌朝の激痛を助長します。急性期には抗炎症成分(ロキソプロフェンやジクロフェナクなど)を含む冷感テープ剤を使用するか、物理的なアイシングで熱を取り除くことが鉄則です。
さらに、靴選びにおける誤解も見過ごせません。「足が痛いから」と、極端にソールがフカフカで柔らかすぎるスニーカーを選ぶ人がいます。しかし、踵のホールド力がない靴や柔らかすぎる靴底は、着地時の足のグラつきを増大させ、アーチの倒れ込みを防げずに足底腱膜への伸張ストレスをかえって増幅させてしまいます。