ハイゼットカーゴのタイヤ選びで車検落ち?純正規格とインチアップの真実

ハイゼットカーゴのタイヤ選びで車検落ち?純正規格とインチアップの真実について知っておくべき ポイントを厳選して解説いたします。

Q1:軽乗用車用の「155/65R14」を履いたハイゼットカーゴは、絶対に車検に通りませんか?
A1:車両の状態によっては極めて稀に通る例外もありますが、基本的には「通らない」と考えるべきです。車検証記載の後軸重をクリアしていることを検査官へ証明できれば法的には通る理屈ですが、ハイゼットカーゴの車両総重量(約1,200〜1,450kg)に対し、LI「75」の乗用タイヤでは後輪の負荷マージンが下回ることが大半です。指定工場ではトラブル防止のため一律不適合とする運用が一般的です。

Q2:145R12 6PRと145/80R12 80/78Nを、前輪と後輪で前後別々に履かせるのは違反ですか?
A2:同一車軸(左右)で銘柄やサイズが揃っていれば、前輪に80/78N、後輪に6PRを履かせるような「前後異銘柄・新旧規格違い」であっても保安基準上は適合となります。ただし、トレッドパターンの違いやゴムの摩耗度合いの差によってブレーキング時の挙動やABS制御に悪影響を及ぼす可能性があるため、安全性の観点からは4本同時に同銘柄へ交換することが強く推奨されます。

Q3:タイヤの空気圧点検はどれくらいの頻度で行うべきですか?また指定空気圧はどこを見れば分かりますか?
A3:最低でも「月に1回」の測定が必須です。ハイゼットカーゴは240〜350kPaという極めて高い内圧を維持する必要があるため、乗用車よりも自然空気漏れによる内圧低下の影響が顕著に出ます。適正値は運転席側のBピラー(前ドアを開けた柱部分)に貼られている「空気圧ラベル」に、車両の型式と積載状態別(定員乗車時・最大積載時)に明記されています。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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