蛍光灯スターター型とは?見分け方やLed交換の火災リスクを徹底解説

蛍光灯スターター型とは?見分け方やLed交換の火災リスクを徹底解説とは一体何なのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

安全かつ経済的にLED環境へとアップデートするには、どのような選択肢をとるべきなのでしょうか。現実的なアプローチは大きく分けて2つあります。

1つ目は、既存の照明器具のガワ(筐体)を残し、劣化した安定器を回路から切り離して100V電源をLED管へ直結させる安定器バイパス工事です。この工事を行えば、不要な電力消費源だった安定器を完全スルーできるため、電気代が削減されるうえに「工事不要LED」のような発熱事故の心配もなくなります。ただし、配線を切断・再結線する作業は電気工事士の国家資格が必須となります。

2つ目は、昭和・平成の古い器具そのものを丸ごと取り外し、最新のLED一体型ベースライトへ交換する方法です。

更新方法費用相場(1台あたり)施工上の注意点安全性と長期耐久性安定器バイパス工事工賃 3,000円〜7,000円 程度
+直結専用LEDランプ代有資格者の工事が必須。
器具ソケットの経年劣化に注意中程度(器具本体やソケットの寿命が残っている場合に限る)LED一体型器具へ丸ごと交換本体+工賃 8,000円〜18,000円 程度天井の既存跡(日焼け・ネジ穴)の隠蔽確認が必要最高(器具全体が新品になり向こう10年以上メンテナンスフリー)

【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準

数多くの現場を見てきた電気設備管理のプロフェッショナルとして、無駄な出費と危険を避けるための明確な判断基準を提示します。

▼「安定器バイパス工事」をおすすめできる人
事務所やテナントビル、大型倉庫などで照明器具の台数が数十台〜数百台にのぼり、一括での全器具交換費用を捻出するのが難しい法人。ただし、器具本体が設置から12〜13年以内であり、ソケット部分にひび割れや黄ばみ・グラつきがない状態であることが絶対条件です。

▼「器具ごとの全交換」に踏み切るべき人(バイパス工事をおすすめできない人)
一般住宅の台所や居室、または築15年以上が経過している物件を所有しているすべての方。ソケットが経年劣化している器具にバイパス工事を施しても、数年後にソケットが破損してランプが落下する二次トラブルに見舞われます。初期費用は器具交換のほうが数千円高くなりますが、消費電力効率の大幅向上、調光調色機能の追加、そして何より発火リスクの完全排除という安心感を加味すれば、トータルコストでは器具全交換が圧倒的に優位です。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest