口を開けると痛い原因5つ|顎関節症かどうか今すぐ見極める方法

口を開けると痛い原因5つ|顎関節症かどうか今すぐ見極める方法に挑戦したい方へ、役立つ 手順書をご紹介します。

現代において急増している顎のトラブルの温床となっているのが、無意識の悪習癖であるTCH(Tooth Contacting Habit:歯列接触癖)です。

本来、人間の安静時には上下の歯の間に1〜2mmの隙間(安静空隙)があり、歯が接触するのは食事や会話の瞬間を含めても1日合計で20分程度にすぎません。しかし、長時間のスマートフォン操作やPC作業、強い精神的ストレスに晒されると、無意識のうちに上下の歯を軽く触れ合わせ続ける癖がつきます。

このわずかな接触圧であっても、何時間も持続すれば咀嚼筋は疲弊し、顎関節の内圧が上がり続けて血流障害を招きます。これが「原因不明の開口痛」の大きな正体です。

自宅で実践できる初期の治し方と対処法としては、部屋の目につく場所に「歯を離す」「リラックス」と書いた付箋を貼り、接触に気づいたら息を吐いて肩を落とす行動療法が有効です。また、急性期の激しい痛みには一時的な冷湿布、慢性的な筋肉のこわばりには入浴時の温熱ケアが効果を発揮します。

しかし、以下のような「レッドフラッグ(危険兆候)」が1つでも認められる場合は、セルフケアで様子を見る段階を過ぎています。速やかに専門医の診察を受けてください。

  • 発症から3日以上経過しても痛みが悪化の一途をたどっている。
  • 口が開かない状態が続き、通常の食事が全く摂取できない。
  • 顔の輪郭が変わるほどの明らかな腫脹や、高熱を伴っている。
  • 過去に顎関節の脱臼(顎が外れた経験)がある。
佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest