急激な乱視や歪みは危険?円錐角膜の原因と見え方・最新治療を徹底解説
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人間の目はカメラに例えられますが、その最前線でレンズの役割を果たす透明な組織が「角膜」です。正常な角膜は滑らかなドーム状の曲面を保ち、外からの光を均一に屈折させて網膜へと届けます。しかし円錐角膜とは、この角膜の中央から下部にかけての組織が菲薄化(薄くなること)し、眼圧に耐えきれなくなって前方へ円錐状に突出してしまう進行性の眼疾患です。
角膜の形状が歪むと、光が一箇所に焦点を結ばなくなる「不正乱視」が生じます。通常の乱視であれば一般的なメガネやソフトコンタクトレンズで矯正可能ですが、円錐角膜による複雑な歪みは光の乱反射を招くため、単純なレンズ調整では十分な視力を得ることが難しくなります。発症頻度はおよそ数千人に1人と決して稀な病気ではなく、両眼性に発症するケースが大半を占めます。