南田洋子の生涯と光影|名作映画の輝きから介護闘病の真実まで
南田洋子の生涯と光影|名作映画の輝きから介護闘病の真実までの基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。
南田洋子さんに異変が現れ始めたのは2004年頃のことでした。徐々に記憶障害や見当識障害が進行し、やがて「アルツハイマー型認知症」との診断を受けることになります。
2008年、長門裕之さんはドキュメンタリー番組(テレビ朝日系『徹子の部屋』『報道発 ドキュメンタリ宣言』など)で妻の認知症闘病と自らの在宅介護の記録を実名・映像付きで全面公開しました。記憶が薄れ、夫の顔すら分からなくなる南田さんの痛々しい姿をカメラの前に晒したことに対しては、当時「尊厳の侵害ではないか」「芸能人の売名ではないか」といった激しい賛否両論が巻き起こりました。
しかし、それまでタブー視されがちだった「高齢者介護のリアル」と「老老介護の過酷さ」を包み隠さず世間に突きつけた長門さんの覚悟は、多くの介護家族から深い共感を呼びました。その後、体調を崩した南田さんは2009年10月21日、都内の病院でくも膜下出血のため76歳で逝去。病床で長門さんが「洋子、よく頑張ったな」と語りかけ、手を握りしめながら看取った最期の瞬間は、多くの人々の涙を誘いました。