フロントガラス飛び石被害で保険を使うと損?1等級ダウンと損益分岐点
フロントガラス飛び石被害で保険を使うと損?1等級ダウンと損益分岐点についての疑問解決ガイドをご紹介します。
Q1:飛び石で車両保険を使うと、等級と事故有期間はどうなりますか?
A1:飛び石事故は「1等級ダウン事故」として処理されます。翌年の契約は現在の等級から1等級下がり、ペナルティとして「事故有係数適用期間が1年」加算され、1年間にわたり割引率の低い事故有テーブルが適用されます。
Q2:飛び石でできた小さなヒビを放置して運転し続けても大丈夫ですか?
A2:極めて危険です。自動車のフロントガラスは走行時の風圧やボディのねじれ、車内エアコンと外気温の温度差によって常にストレスを受けています。微細な傷であっても突然数十センチにわたって亀裂が走り、視界不良を招いて大事故につながる恐れがあるほか、道路運送車両法違反で車検にも通りません。
Q3:社外品ガラスや中古ガラスを使った場合でも車両保険は支払われますか?
A3:保険会社からは協定された損害額(原則として純正同等品の交換費用)を基準に保険金が支払われます。オーナーの希望で安価な優良社外ガラスを選択し、差額を浮かすことも契約形態によっては可能ですが、先進安全装備のカメラ認識に影響を及ぼす可能性があるため、整備工場と綿密なすり合わせを行ってください。
Q4:前を走っていたトラックの飛び石で割れた場合、相手の連絡先を聞いて警察を呼べば弁償してもらえますか?
A4:警察は民事不介入であるため過失割合の決定や賠償請求の仲介は行いません。前走車が石を跳ね上げたこと自体に違法性を問うことは裁判上ほぼ不可能なため、相手の保険会社も賠償責任を拒否するのが通常です。現実的な選択肢は、自身の車両保険を使うか自腹修理のいずれかとなります。