ミニ四駆Msシャーシ独走の真相!公式大会を制する理由とフレキの衝撃
ミニ四駆Msシャーシ独走の真相!公式大会を制する理由とフレキの衝撃の特集記事をご紹介します。専門的な知識が詰まっています。
現代の立体セクションを攻略する上で標準装備となったギミックが、センターユニットと前後ユニットをスプリングを介して連結する「MSフレキ(MSフレキシブル)」です。ドラゴンバックやテーブルトップからの大ジャンプ着地時、マシンがコースフェンスに弾かれてコースアウトする現象を、シャーシ自体のしなりとダンパー機構によって劇的に抑え込みます。
実戦的なMSフレキ 作り方の基本は、以下のプロセスに沿ってミリ単位の精度で進められます。
まずベースには、肉抜き加工がしやすく剛性と柔軟性のバランスに優れたMSシャーシ 軽量センターユニットが選定されます。シャーシの切断加工では、前後ユニットの受け側とセンターユニットの接続部をホビーのこやヤスリで精密にカットし、上下にストロークできるクリアランスを確保します。
ここで勝敗を分けるのが、MSフレキ 減衰ゴム 軸残しというハイレベルな工作手法です。センターユニットの支柱(軸)をあえて切り落とさずに残し、そこへスプリング(主に樽型スプリングやソフトスプリング)と、スライスしたブレーキゴムやOリングを組み合わせます。スプリングの反発力だけでは着地後にマシンがボヨンと連続してバウンドしてしまいますが、減衰ゴムを挟み込むことで「縮んだ瞬間に衝撃を吸収し、ゆっくりと元の位置へ復帰する」ダンパー効果が発揮されます。
さらに必須となるのがMSフレキ お辞儀防止ステーの設置です。可動化したユニットは着地の衝撃やブレーキプレートからの強い応力で下方向に折れ曲がる(お辞儀する)癖がつきやすく、これがフロントのスラスト角抜けを引き起こしてコースアウトの原因になります。底面にFRPやカーボンプレートを渡して下方向への過度な可動を物理的に規制し、上方向のストロークのみを滑らかに機能させることが、フレキ製作の肝となります。