Excel標準偏差の出し方!Stdev. PとSの違いやグラフ作成
Excel標準偏差の出し方!Stdev. PとSの違いやグラフ作成の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。
現場での集計作業では、標準偏差単体ではなく平均値や偏差値とセットで算出する場面が一般的です。エクセル平均値と標準偏差の求め方は、セル範囲の指定さえ正しく行えば数ステップで完結します。
ここでは、A列に氏名、B列にテスト得点(セルB2〜B101)が入力されているケースを例に解説します。
- 平均値の算出:任意のセルに「=AVERAGE(B2:B101)」と入力します。
- 標準偏差の算出:今回の集計対象がその学校の該当学年全員(母集団)であれば「=STDEV.P(B2:B101)」、無作為に選んだ100名(標本)であれば「=STDEV.S(B2:B101)」と入力します。
ここで合わせて理解しておきたいのが、エクセル分散と標準偏差の詳細まとめです。分散は「データの各値と平均値との差(偏差)を2乗し、その平均をとった値」であり、Excelでは「VAR.P」または「VAR.S」関数で求めます。ただし、分散は数値を2乗しているため、単位が「点の2乗」や「円の2乗」となり直感的に把握できません。この分散の平方根(ルート)を取り、元のデータの単位に戻した数値こそが標準偏差(Standard Deviation)です。
標準偏差が求まれば、人事評価や学力テストで頻用されるエクセル偏差値の計算式と出し方も容易に実装できます。偏差値は「平均値を50、標準偏差を10」に標準化した指標であり、計算式は以下の通りです。
偏差値 = (個人の得点 - 全体の平均値) ÷ 全体の標準偏差 × 10 + 50
セルC2に該当者の偏差値を求める場合、セルE2に平均値、セルE3に標準偏差が格納されている前提で、C2に「=(B2-$E$2)/$E$3*10+50」と入力します。参照セルをドル記号($)で絶対参照にしておくことで、下方向へオートフィルコピーしても数式が崩れることなく、全員分の偏差値が一瞬で算出されます。