小顔矯正はやめたほうがいい?効果なしの医学的根拠と後悔の真相
小顔矯正はやめたほうがいい?効果なしの医学的根拠と後悔の真相とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。
医学的根拠がないにもかかわらず、なぜ施術直後にメジャーで測ると数ミリ小さくなったり、鏡を見てすっきりしたように感じたりするのでしょうか。そのカラクリは、骨ではなく「皮膚・皮下脂肪の水分(むくみ)」と「筋肉の緊張状態」にあります。
強い力で顔面や頭部を圧迫・マッサージされると、皮下に滞留していたリンパ液や血液が一過性に押し流され、むくみが取れます。さらに、噛み締め癖などで緊張していた咬筋(こうきん)が一時的にほぐれることで、一時的な引き締まりが生じます。これがいわゆる「即効性」の正体です。
当然ながら、水分を外へ逃がしただけですから、小顔矯正が元に戻る期間は極めて短く、早ければ半日、長くても2日〜3日程度で元の状態に戻ります。日常生活で水分を摂取し、咀嚼を行い、重力を受けて生活すれば、元のむくみ状態に戻るのは生理現象として避けられません。
ここで悪質なサロンが用いるのが「最初は戻りやすいので、骨が定着するまで週に1回、合計10回通ってください」という営業トークです。回数を重ねても骨が定着することは解剖学的にあり得ず、単に「定期的にむくみ取りマッサージを受けている状態」を長期間維持させているに過ぎません。
さらに警戒すべきは、施術後の激しい痛みや腫れを「好転反応」と偽る説明です。医学界では、小顔矯正の好転反応は嘘であると断言されています。強い打撲痛や頭痛、内出血は毒素が出ているのではなく、単に骨膜や筋肉、毛細血管が外傷性のダメージを受けた炎症反応です。危険な兆候を「効いている証拠」と誤認させる誘導には強い注意が求められます。