糖質と糖類の違いを徹底解剖!「糖類ゼロ」で太る落とし穴と食品表示の罠

糖質と糖類の違いを徹底解剖!「糖類ゼロ」で太る落とし穴と食品表示の罠の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

食品パッケージの罠を見破り、自分自身の体にとって本当に安全な選択をするためには、裏面に印字された「栄養成分表示」を解読する技術が不可欠です。店頭で迷ったときは、以下のステップで表示をスキャンする習慣を身につけてください。

ステップ1:「炭水化物」の総量を確認する
栄養成分表示において、糖質と食物繊維が個別に記載されていない製品の場合、指標となるのは「炭水化物」の数値です。食物繊維が豊富に含まれる特殊な食品(玄米、全粒粉、海藻類など)でない限り、加工食品の炭水化物量は「ほぼ糖質そのもの」と見なすのが安全なアプローチです。炭水化物が20gと書かれていれば、たとえ表面に「糖類ゼロ」と大書されていても、体内に約20gの糖質が入ってくる計算になります。

ステップ2:「糖質」と「糖類」の内訳をチェックする
健康志向の高い商品では、炭水化物の欄が細分化され、以下のように表記されています。

【典型的な栄養成分表示の例】
・エネルギー:145kcal
・たんぱく質:2.1g
・脂質:7.8g
・炭水化物:18.5g
 ― 糖質:16.0g
  ― 糖類:0g
 ― 食物繊維:2.5g

この表示を見た際、知識のない人は「糖類0gだから太らない」と判断します。しかし本質を見抜く読者が注目すべきは「糖質16.0g」という部分です。糖類はゼロでも、でんぷんや糖アルコール由来の糖質が16gしっかり存在しています。角砂糖(約4g)に換算すれば、実に4個分の糖質を摂取することになるわけです。

ステップ3:原材料名の一括表示で「甘味の正体」を特定する
原材料名は使用重量の多い順に記載されています。砂糖や果糖ぶどう糖液糖が使われていない場合でも、以下の原材料名がないか確認してください。

・糖アルコール類:還元麦芽糖水飴、マルチトール、キシリトール、ソルビトール、エリスリトール
・人工甘味料:アセスルファムK、スクラロース、アスパルテーム、ネオテーム
・多糖類・でんぷん加工品:難消化性デキストリン(食物繊維扱い)、マルトデキストリン、化工でんぷん

エリスリトールのように体内へ吸収されても代謝されずカロリーがほぼゼロ(0kcal/g)の例外的な糖アルコールも存在しますが、マルチトールなどは体内でエネルギー化されます。何を使って甘味や食感を出しているのかを原材料から読み解くことが、欺瞞的な宣伝から身を守る最大の武器になります。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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