腰痛や肩こりはどっち?整体と整骨院の違いと後悔しない選び方の真相
腰痛や肩こりはどっち?整体と整骨院の違いと後悔しない選び方の真相に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。今すぐチェックことができます。
インターネット上の掲示板やSNSでは、「肩こりでも整骨院に行けば500円でマッサージしてもらえる」といった誤った情報が散見されます。しかし、ここには利用者が巻き込まれかねない法的なリスクが潜んでいます。
健康保険組合や協会けんぽ等の保険者は、医療費適正化に向けて整骨院からの療養費支給申請に対する審査を年々厳格化しています。整骨院側が慢性的な肩こりや疲労を「頸部捻挫」や「腰部挫傷」と偽って保険請求を行う行為は不正請求に該当します。通院から数ヶ月後に保険者から自宅へ「負傷原因の照会文書」が届き、回答内容の食い違いから保険適用が否認され、過去の施術費を全額自己負担として遡及請求されるトラブルが多発しています。
また、交通事故における自賠責保険の取り扱いにも注意が必要です。整骨院では自賠責保険を用いたむち打ち施術が可能ですが、大前提として「整形外科(医師)の診断書と定期的な経過観察」が必須となります。医師の許可なく整骨院だけに長期間通い続けた結果、保険会社から治療費の支払いを途中で打ち切られたり、後遺障害の認定が受けられなくなったりするケースが後を絶ちません。
「整体院=無資格だから危ない」という言説も極端な誤解です。近年では、病院勤務を経て確かな解剖学知識を持つ理学療法士(PT)や作業療法士(OT)が、医療保険の枠組みに縛られない自由な施術を提供するためにあえて自費の整体院を開業する動きが定着しています。資格の名称だけで判断せず、施術者の経歴や臨床経験を見極める視点が不可欠です。