部屋の湿度を下げる即効策!エアコンなし裏ワザと下がらない理由
話題沸騰中の 部屋の湿度を下げる即効策!エアコンなし裏ワザと下がらない理由について、多角的な視点をご紹介しています。
「ジメジメするから窓を開けたのに、むしろ部屋が蒸し暑くなった」「換気扇を何時間も回しているのに湿度計の数値がピクリとも動かない」という経験を持つ人は多いはずです。これには明確な物理法則が存在します。湿度が下がらない最大の原因は、「相対湿度」と「絶対湿度」の混同、そして室内の多孔質材料に蓄積された水分にあります。
まず、雨の日に窓を開ける行為は、除湿の観点からは極めて危険です。雨天時の外気湿度は90〜100%近くに達しています。乾いた室内にこの外気を導入すれば、湿気が一気に室内に流れ込み、部屋全体の湿度を跳ね上げる結果となります。また、住宅の壁紙、石膏ボード、カーテン、ソファ、カーペット、布団などの繊維製品は、日常的に空気中の水分を吸放出する性質を持っています。室内の空気が一時的に乾いても、これらのインテリアや建材から水分が継続的に蒸発して空気中に放出されるため、湿度計の数値が下がらない状態が続くのです。
加えて、人間自身の生活活動も見落とせません。成人1人が呼吸や皮膚からの蒸散によって放出する水分量は1日あたり約1,000ml(1リットル)に達します。これに加えて調理(湯沸かしで約500ml/回)、入浴後の浴室ドアの開放、室内干し(洗濯物5kgで約3,000mlの水が気化)が重なることで、室内は常に巨大な加湿器が稼働している状態に陥っています。この発生スピードが換気や除湿の処理能力を上回っている限り、部屋の湿度は決して下がりません。